笑いの効用・はひふへほ気功

気持ちが変われば、病気もかわります。
一例として、
笑いで病気がよくなった実験例を紹介します。
ガンとリウマチと糖尿病患者を対称にした実験です。

末期といわれてから元気になった人はいっぱいいます。
NPOガンの患者研究所とかいうところで発表されています。
生きがい療法として知られている岡山の伊丹先生は、
笑うことによってガン細胞を攻撃するNK細胞(リンパ球の一種)が増える
という結果を報告しています。(1991年・吉本興業で実験)

老衰死の8割にガン細胞が検出されるそうですが
年だからガンだ、ということはありません。
50台、60台70、80、90台・・
年齢に関係なく満べんなくガン細胞は見られるわけで、
「あってももいいが・・平和共存することが大切という認識も必要」とのことです。

リウマチでは(日本医大、吉野先生の落語をきかせる実験)があります。
リウマチの人は非常にまじめで笑わない。
患者さんのなかで一番笑わないといわれています。
リウマチは気分がいいとき痛みは少なく、落ち込むと痛みが増します。
リウマチの人は「インターロイキン6」という
炎症性物質が普通の人の5~10倍あります。

実験で血液のデータがでています。
1時間笑っただけでインターロイキン6が全員半分以下になりました。
そのころから吉本興業は健康産業と言われるようになっています。

糖尿病の場合、漫才の例があります。
2003年1月の新聞報道を紹介します。
筑波大学の村上先生が遺伝子と血糖値両方から測定しています。

19名の患者に500gのすしを食べさせ、
糖尿病の講義をし、血藤値を測ると全員上がりました。
ある人は200を超え、平均で123上がりました。

下手な講義は体に良くない。

次の日にまた「500gのすし」を食べさせ、
漫才を1時間聞いた2H後の血藤値の平均は77で
46下がったということが、糖尿病の専門誌に載せられました。

食事制限、運動・・辛いことばかりですが、
笑うことで効果があることも知っておくべきと思います。

ストレスは免疫力を低下させます。
好きなこと、わくわくどきどきすること、
感動体験、大笑い、喜び、心地よい緊張は免疫力を向上させ、
NK細胞を増加させることが実験で明らかにされています。

薬を飲まなくても
体内にはいろんなホルモン(化学物質)が分泌され、
心身を調整しています。

ストレスで心身が打ちひしがれていたり、
あまりにも辛い、苦しい状況を続けることは、
ガンやリウマチという具体的症状だけでなく、
あらゆる病気の要因になることも予想できる。

病気にはその他様々な外的要因も考えられるが、
気持だけでも、自分の意思でコントロールしたいものだ。

気功は気持ち(意識)と呼吸と動作の3点セットで
心身を調整し、元気に過ごす為の手段です。

人体は自律神経のバランスで正常に保たれています。
気功3要素の一つ”呼吸”で
自律神経が調整されることも明らかになっています。

ゆっくりと吐き切るような呼吸は
自律神経の内、副交感神経を優位にします。

このような背景をからも、気功は健康づくり、
健康増進にぴったりの要素を備えていると思って、
私は普及活動を続けています。

気功では横隔膜を振動させたりします。
横隔膜は五臓に接しています。
五つの臓器(肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓)に
適度な刺激を与える方法です。

お腹の上(横隔膜)のところに両手をあて、
「はひふへほ」の発声でゆすっていきます。
はっはっはっはっは・・ひっ・・・
・・・ふ・・・・・へ・・・・・ほ・・・・・
・・・・
だんだん早くしていきます。
はっはっはっはっは・・ひっひっひっ・・・