気功グループ紹介

にしのみや健康づくり推進員養成講座10期生に

活動経過・・

「気功グループ」は健康づくり推進員養成講座2期生を中心にスタートし、公民館等で追加活動したことも有ります。当初から毎月欠かさず「気功グループ」として活動を続けて、8年目になります。

一般市民への参加募集(パンフレット)は「気功の集い」というタイトルで月一回(第二火曜日13:30~)開催しています。場所は西宮市保健所講堂(この場)です。参加者平均は30名程で、一般市民が大半をしめています。集いの時間は1時間半、簡単に行える方法を健康づくりのエピソードも交えて紹介しています。立ったり座ったりを交互に、みんなで一緒に動いたり、音楽を聴きながら声を出したり、瞑想したり・・・

<気功の概要紹介・・>

皆様の中で、気功や太極拳、ヨーガや座禅・・等を経験した又は実践している方はいらっしゃいますか?・・・これらは東洋医学的思想に基づく健康づくりの考え方がベースにあります。健康づくりの基本は「息・食・動・想」の営み方にあると唱え、「他人に代わってもらえない最小限四つの営み”呼吸・飲食・身体活動・精神活動”を健康増進理論に取り入れたのは、日本人医師(橋本敬三氏)です。それが気功的考え方です。

気功は数千年の歴史の中で効果を確かめながら受け継がれてきた、健康づくりの宝庫で、様々な流派や方法があります。気功は東洋医学的考え方に基くので、西洋医学的分類では理解しにくい所があります。考え方が根本的に違うのです。
こころの健康、歯・口腔の健康・生活習慣病・・等と密接に関係しています。東洋医学では、人体を部分毎にみるのではなく、全体の繋がりの中で捉えます。心と体の関わり・自然とのかかわりを重視し、調和と共存共栄を大切にします。

人の体は60兆個ほどの細胞で出来ており、新陳代謝を繰り返しています。
骨も皮膚も髪の毛も爪も内臓も・・
たとえば血液の中で赤血球は4か月ぐらいで全て入れ替わっています。
遺伝情報や神経組織は受け継がれていても、
一年前と私たちの体は同じではありません。
その間の生活習慣で人体は改造されます。

1日1兆個の細胞が分裂し、
そのうち3000~5000個の不具合が生じていても、免疫力をつかさどるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が修復して体を守っていると考えられています。
癌細胞も同じ・・・常にできたり消えたりしている・<・
末期と言われてから元気になった人がいっぱいいることは、NPOガンの患者研究所で発表されています。
笑うことでNK細胞が増えることも1991年に吉本興業の実験で確かめられています。
心に目を向け、生きる意欲を強くすることで免疫力を高め、病状を改善しようという「生き甲斐療法」で知られる伊丹医師の実験です。
そんなことから吉本興業は健康産業と言われています。意識に働きかけ、免疫力を高めるという考え方は気功そのものです。

気功は「動作」と「呼吸」と「意識」の三点セットで健康増進を図り、生命力を増大させます。
気功には特殊能力や潜在能力開発という面もありますが、「気功グループ」の行う気功は「健康づくり」のための気功です。
たとえば、気功三要素の一つ「呼吸」は寝ているときでも無意識に行われています。
しかし、意識的に呼吸の長さや強さを調整することもできます。
西洋医学的な説明をすれば、吐く息と吸う息で自律神経の調整ができるのです。
自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを保つことで、人体は健康を維持しています。
ゆっくりと吐き切るような呼吸は副交感神経に働きかけます。

もっとも大切なのは意識(心)の持ち方と言えます。辛い気持ちの継続や、過剰なストレスは万病の元です。気持ちの持ち方で、体内に分泌され健康を左右する化学物質は変化します。

気功は立っても座っても、寝ころんでも、歩きながらでも出来、場所も自由です。気に入った方法を見つけて、健康づくりに役立ててください。

気功グループリーダーとしてのコメント
”気功の集い”は自由参加です。
毎回参加している人もいれば、数か月に一度の人もいます。1年以上経って、ひょっこり現れる人もいます。
そのような運営で参加者の帳尻は合っています。
興味のある方は「気功グループ」に登録してください。積極的に運営を切り盛りして戴ければありがたいのですが、すぐ活動出来なくても「気功グループ」への登録だけでかまいません。
間接的にアドバイスして戴くだけでも良いし、可能な範囲で可能な時に参加したらよいのです。
一般市民として”気功の集い”に参加し続けている推進員も居ますが、健康づくり推進員であればグループに登録すべき、と・・
それが推進員としての誠意であり、最小限の協力と思っています。
登録は一つのグループだけという規定はありません。推進員活動指針に【活動形態はグループ活動を基本とする】と記載されており、平成20年5月16日のリーダー会議で確認され【健推だより】で伝えられています。

紹介した内容から抜粋。(H26年10月2日)挨拶

画像の説明
ボランティア活動は各自の出来る範囲で協力しながら主体的に参加し、充実した有意義な時を過ごす手段です。「気功グループ」に参加して、健康づくりの輪を広めましょう!