健康寿命の延伸をめざして

第104回「気功の集い」ご案内
健康寿命の延伸をめざして・・
健康寿命
現行の医療や健康保険制度は病人を増やし続けることが前提かな。
"高齢化が進めば病人や介護を必要とする者が増え続ける"
というだけでいいのか?

平均寿命が延びたのは感染症対策や乳幼児死亡率低下が主因。
墓石を辿れば江戸時代でも100才前後の先祖は数多く存在する。
今も昔も、90才過ぎても100才越しても、
生き生きと元気に過ごしている高齢者は存在する。

病気を抱えてヨタヨタする者と
生き生きと元気に過ごす者の違いは何か?
それは健康自主管理が出来ているか否かでは?

病気にならなければ、
介護が必要にならなければ、
医師も介護要員も不要。
医療費の破綻もない。
病気の予防は自助努力ではあるが、
健康保険制度や介護保険制度は
泥棒を捕まえて縄を編むようなもの。
色々な事情があることは判るが、
本当は病気になる前に、要介護になる前に、
各自の感覚を研ぎ澄まし、予防することが肝腎では?

様々な健康情報が溢れている現代社会だが、
医療、福祉という言葉だけが先行し、
既存の権益にあぐらをかく勢力は、
行政やマスゴミも同じ、と思うこの頃。

前回記載した10箇条を再掲載>
1.常識を疑ってかかること。
2.テレビや新聞の言う事を鵜呑みにしないこと。
3.情報をネットや書籍で幅広く収集すること。
4.自分の感覚を大切にして直感を信じること。
5.症状は治るための免疫反応と心得ること。
6.病気は体からのメッセージ、生活習慣への警告と心得ること。
7.日本にも世界にも伝統医学があり、高い効果があることを知ること。
8.西洋医学は緊急疾患用の医療と知ること。
9.伝統医学は日々の体調不良や風邪を良くする医療と知ること。
10.不調な時は、何かをするよりも何かをやめる方がうまくいくと知ること。

健康寿命の延伸をめざして>
介護保険制度と同じ年に策定された「健康日本21」の趣旨には健康寿命の延伸が記載されている。亡くなる前日まで自立して長生きし、朝になったら静かに息を引き取っていた。貴方はそんな人生の終焉が理想とは思いませんか? 病院でたくさんのチューブをつけられ、意識がなくなってもベッドの上で生きながらえている。そんな状態が長く続くことは、本人にとっても不本意だろうし、看護する家族等にも大きな負担がかかります。

WHOが提唱したヘルス・プロモーション(オタワ憲章)では21世紀健康増進活動の基本と見做されている。その前提は「自分の健康は自分で守る」という自覚と認識を持つこと。早期発見・早期治療という二次的対策より、疾病の発生予防・健康増進という第一次予防に重点を置くことです。私は「健康日本21」の趣旨に賛同し「気功の集い」で健康自主管理の考え方を伝えてきました。気功は数千年の歴史のなかで効果を確かめながら受け継がれてきた健康づくりの宝庫です。気功はヨーガや鍼灸、漢方、禅・・等と同じ東洋医学の考え方がそのベースになっています。自分の体は各自で守らねばなりません。病気になる前に察知して軌道修正することが理想です。普段から軌道修正出来る感覚を磨いておくことが大切ではないでしょうか? 病気になっても、病気はそれまでの「生活習慣を改めなさい」というありがたい警告と思い、健康増進の意識を高められるなら、臨終の間際まで生き生きと元気に過ごせるものと思っています。
・・・健康づくり推進員として10年間務めさせて戴いたが、微力な努力だったかな。