<早春の六甲高山植物園>

画像の説明

青年時代はトレーニングも兼ねて六甲山はくまなく歩いたが、古稀を迎えたこの年までロープウェイは利用していなかった。ロープウェイは楽ちんだが、線路として切り開いた谷筋の地肌やコンクリートは鑑賞に値しない。周辺の景色を眺め、五感に働きかけ、自然を肌で感じながら歩いて登ることの素晴らしさを再確認した。

バイカオウレンは早春、他の花に先がけて葉の中心から花茎を出し梅の花に似た花が次々と咲く姿はとても可憐。冬季閉園中の特別行事に参加し、職員による案内の中、早春の園内を散策した。ザゼンソウやフクジュソウ、水芭蕉等も芽吹いていた。バイカオウレンの苗を一鉢戴いた。標高1000m近くの六甲山頂付近は平地と比べ6℃程気温が低いが、バイカオウレンは暖地でも育てやすい植物。丁寧に育てて繁殖させようと思う。昨秋訪れた時、このイベントを知り参加予定に入れていた。昨秋(medium)記録はこちら