春の三ヶ月・過ごし方

【東洋医学は自然と共に元気に過ごす道】
菜の花2
春の三ヶ月は、万物が古いものを推し開いて、新しいものを出す季節です。
天と地の間に生気が芽生え、全てが生き生きと栄えてきます。人も少し早く起きてゆったりと歩き、体を伸びやかにし、生まれたばかりの万物と同様に、心も生き生きと生気を充満させ、ひたすらその成長に任せるのがよい。おおいに心を励まし、目を楽しませるべきで、体をしいたげてはならない。
これが春に適応し、「生気」を保養する道理であり、この道理に反すると、肝気を損傷し、夏の気に適応する能力か弱まり、夏になって寒性の病を生じる。・・皇帝内経(東洋医学の原典)から

気功や鍼灸は陰陽虚実補寫で心身を調える>
宇宙のあらゆる側面に、呼吸と同じ膨張と収縮のリズミックなパターンがみられる。一日は夜と昼を繰り返し、意識は覚醒と睡眠を繰り返し、海は満ち潮と引き潮を繰り返し、季節は盛夏と厳冬を繰り返す。この現実を構成する二つの局面の間を往復するゆらぎがある。人体も季節の変化の中にあり、1日毎の変化を繰り返す。
・・・(気功の集い3月通信)