<気学・易学・物理学(連載その1)>
気功の集い10月通信より・・
メダカの赤ちゃんが生まれた。道の駅でメダカを売っていたので持ち帰り、自宅の水槽に入れていたら、知り合いが生まれたてを含め、大小様々なメダカをプレゼントしてくれた。癒しの空間として、植物もいいのだが、施術所のカウンタ―周り整理ついでに、植木鉢を水槽に変えた。2週間程経た水槽を見ると親メダカが卵をぶら下げている。卵が付いていた水藻を子育て容器に移すと・・・次の日に生まれたてのメダカが泳いでいた。メダカは一日で孵化するのか?・・・と思って調べてみると、1週間ぐらいはかかるらしい。たぶん5~6日前の産卵を見過ごしていたのだろう。
見えない世界に何かがある。
<気学・易学・物理学(連載その1)>
【氣】は万物の本質であり、森羅万象を作り出す。気息とは呼吸のことであり、人の本性、本質を意味し、人間一人ひとりのことを表す。人はオギャーと、一呼吸してこの世に誕生する。その産声で、この世に満ちている大気を吸った。この時吸った大気が私たちの氣であり、その一生に大きな影響を与えていく。
【易】は大自然の生成発展状態を八卦にまとめたものであり、天人合一の思想を表している。自然現象と社会現象との間には一貫した原理が存在する。その原理に従ってこそ誤りのない行動が出来るという考え方だ。
【物理学】はこの世の仕組みや成り立ちを論じる学問と言える。この世の始まりや、宇宙の成り立ちなどを極めていくことは、哲学的な世界に通じる。現代物理学は量子論や相対性理論を基本としている。その理論によれば、
(1)すべての現実は選択という思考の結果である。
(2)全ての根源は時間も空間も超えて繋がりあっている。
この世界は大きなものの中に小さなものがあり、逆に小さなものの中に大きなものがあるという、「フラクタル構造」と考えられる。また、この宇宙は目に見えないものがほとんどであることも判ってきた。従って、私たちの世界の中でも目に見えない「精神」や「こころ」が大半を占めていることになる。
【人は小宇宙】東洋医学では人を小宇宙と捉えている。この世界がフラクタクルなら、人もまた宇宙である。私たちは自然の一部であり、宇宙の一部であると同時に全宇宙を秘めた存在であり、宇宙そのものと考える。
・・・つづきは次号で。