のし梅

田中 作男
2016年7月25日 ·
のし梅とは?
のし梅は文政の頃、山形城主最上家の典医「小林玄端」が発案した。玄端は長崎で蘭学を勉強中に中国人から梅醤を原料とする秘薬の製法を伝授され、帰郷後、梅醤に粗糖を混ぜ合わせ笹の葉に熨し、「のし梅」と称し、暑気除けの妙薬として売り出したことが起源らしい。

のし梅を戴いた。この年まで、こんな商品があることを知らなかった。甘酸っぱい杏子のような風味は真夏を元気に過ごす妙薬に違いないと感じた。梅雨明けから梅干し(土用干し)作業を続けている。来年から梅仕事に「のし梅」を加えようと思う。たけのこの皮も保管しておかねば・・今年の梅干しは50kg程ある。食べきれないだろうから、シソ入りの赤い・皮つきの・団子のし梅・でもつくってみようか・・と画像の説明