【腰痛について】

腰痛も、はり灸整体適応症の一つです。

腰痛の原因と治療の考え方

腰痛は人が直立歩行するようになったための宿命病と言われています。
しかし、人によって腰の痛む原因はさまざまです。

内臓疾患としては

急性膵炎、肝臓・胆のう・腎臓の病気、尿路結石などがあります。
その他、婦人科疾患の卵巣や子宮の病気、膠原病、血液疾患などが原因となる場合もあります。しかし、多くの方が悩んでいる一般的な腰痛は、運動器(骨、筋肉、靭帯、関節など)の異常によって起こるものがほとんどです。

腰が痛くて医師の診察を受けると、

腰痛症・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・変形性腰椎症・腰椎すべり症・腰椎分離症などの病名をつけられることが多いのは、腰痛の原因はすべて背骨にあると考えられてきたためです。

ぎっくり腰の場合は腰を支える筋肉や筋膜の捻挫と考えられています。ぎっくり腰の場合、指圧やマッサージは不適応のケースが多く、鍼治療をお勧めしています。

腰痛の原因として

背骨に注目することは大切ですが、
腰椎が異常を起こす原因として骨盤のゆがみがあることを見逃してはいけません。

背骨を支えている骨盤がゆがむと、
体のバランスをとる為に背骨もゆがみ、
腰椎に負担をかけるようになり、腰痛が起こる
・・というケースです。
このような場合、骨盤を正すことが大切になります。

腰痛に関する情報は様々な処で発信されるようになりました。
考え方が正しいかどうかの判断は各自で行うほかありませんが、
信頼できる施術者に巡り合うことを願っています。

最近放映された公共放送を参考事例として少しだけ・・

腰痛は恐くない

※腰痛に関する最新の研究による知見が紹介されています↓
(放映時表示のリンク先は変更されているようです)
http://www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a01.html
①腰痛は恐くない。貴方の常識は正しいか?
②骨に異常があっても大丈夫。
③腰痛に手術は必要ない。
④動くことが一番の薬。無理なく手軽に続けること。
⑤たった3秒の習慣が大切。

痛みは脳で感じている

ぎっくり腰になった筋肉のMRI画像が公開されました。
注射針で膠着した筋肉がほぐされることが確認でき、
ハリ治療が有効なことが証明されたとも言えます。
MRIで西洋医もぎっくり腰の治療が出来るようになったわけです。

痛みのメカニズムについて参考+
http://junk2004.exblog.jp/24727209/

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つらい症状を克服し、快適に過ごせますように

鍼灸・腰痛

はり灸施術は心身のバランスを整え、血液やリンパの循環を良くし体質改善を図り、疾病を治療します。鍼灸(東洋医学)は現代西洋医学のように内科、外科、皮膚科、神経科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、小児科、婦人科・・等、臓器局所毎に細分しません。人体を小宇宙・全てが繋がりあった関係にあると捉えます。鍼灸師は東西医学を学んだ国家資格者として、医療の一翼を担っています。医師や施術師はあなたの健康づくりを援助することが使命ですが、学卒後の研鑽次第で技量には雲泥の差が生じます。あなたが信頼出来る治療家に巡り合える事をお祈りしています。